2017年12月18日
12.23[BORDER]大阪平野:キック対戦見所
大会名:BORDER-KICKBOXING
開催日:2017年12月23日(土・祝)
大阪市平野区長吉出戸5-3-58
主催:T.K.プロモーション
認定:JAPAN KICKBOXING INNOVATION
主管:KAKUMEI KICKBOXING
≪対戦カード≫
■メインイベント:西日本スーパーフェザー級王者決定戦
3分5R(延長1R)*ヒジあり
久井淳平(大阪 多田ジム/INNOVATION同級3位)
KJヒロシ(沖縄 DROP/RKAライト級王)
≪見所≫
西日本統一スーパーフェザー級初代王者は「ワンパンKO」久井淳平と「逆転KO」KJヒロシによって決まる!
久井は9月に西日本統一フェザー級王者・TAROとノンタイトルで対戦。1Rに見事ワンパンチでKO勝利。昨年12月の復帰戦以降は5戦4勝3KOと倒す武器を身に付けている。念願の王座獲得を地元で決めたい・
KJは沖縄を主戦場とするRKA(琉球かきだみし協会)ライト級王者。8月の防衛戦では1R早々にダウンを喫しながらも1R逆転KO勝利。この大逆転劇は大きな話題となった。すでに西日本統一ライト級王座には挑戦しているが王座は奪えず。階級を落として念願の西日本統一王座奪取を狙う。
久井がワンパンで倒すか?KJがワンパンを許さず劇的なKOを見せるか?戦績は日本トップクラスである二人が争う西日本統一王座戦が実現する!
■セミファイナル:日韓国際戦55kg契約3分3R(延長1R)*ヒジあり
市村大斗(日本 多田ジム/INNOVATIONバンタム級5位)
パク・チャンヨン(韓国 アムナトジム/韓国キック協会バンタム級王者)
≪見所≫
韓国チャンピオンのパクは11月5日に来日してWBC日本バンタム級4位の若月勇磨と対戦。激戦の末に敗退するも11月26日には韓国内で試合を行い判定勝利。短期間で試合をするのが当たり前の頑丈なファイターだ。今回の再来日に向けて11月の来日時に流した汗と涙を無駄にせず韓国王者として日本ランカーに連敗はできない。必ず勝つと宣言している。
市村は9月のBORDERでKO勝利するが11月に予定していた試合は試合前日にドクターストップで不戦敗。今年ラストの試合を勝利で飾りたい。また、自分よりランキング上位の若月がパクにKO勝利しているため、試合内容も問われてくる。パクも市村もお互い絶対に負けられない戦いだ。
■団体対抗戦:58kg契約 3分3R*ヒジあり
直也(VERSUS/INNOVATIONフェザー級4位)
殿(NJKF心将塾/NJKFスーパーバンタム級7位)
≪見所≫
今年のKAKUMEIで最もブレイクした直也がNJKFとの団体対抗戦に挑む。4月にランキング選手に勝利してINNOVATION日本ランキング入り。7月にはアトム山田にKO勝利してWBCムエタイ日本ランキングにもランキング入りした。自身のファイトスタイルである「前進」を貫き、飛躍した一年を勝利で締めくくりたい。
対する殿は1年前のBORDERでトカレ・フミチオの引退試合の相手を務めた選手。切れ味鋭い肘でトカレフを倒した。パンチの打ち合いを好み接近戦では肘を駆使するファイターであるので前へ前へと出て戦う直也とは好勝負が期待される。
また、殿はトカレフから「トカレフダンス」継承者として認定されて「トカレフダンス」で入場する。本家・トカレフとのダンスの競演が見られるかにも注目したい。
■女子キック:49.5kg契約3分3R*頭部へのヒザ蹴りあり
エミNFC(ナゴヤファイトクラブ)
喜多村美紀(NKBテツジム)
≪見所≫
KAKUMEIキックと日本キックボクシング連盟(NKB)の初の対抗戦は両団体を代表する女子選手の対決となった。キャリア、実力共に兼ね添えた両者だが喜多村は現在2連勝、エミは2連敗と勢いには差がある。エミはホームリングで巻き返しを果たしたいところだ。勝負のポイントは顔面ヒザ蹴りが認められたこと。女子キックでは危険ということで通常は認められていない。一撃で相手を破壊できる攻撃を認めた両者に覚悟を感じる。
さらに、両者の覚悟はキックボクシングで強くなるために地元を離れて大阪で練習を積んでいるところだ。エミは愛知から、喜多村は岡山から上阪。男子に負けないキックに懸ける女子キックボクサー同士の戦いに注目したい。
■ライト級3分3R
福村啓太(直心会)
大輝(ライジング己道会)
≪見所≫
福村は3月のプロデビュー戦でドリル・タナカと今年の年間ベストファイト候補と呼び声高い一戦に勝利して以来の出場。対するはアマチュア時代からのライバルである大輝だ。大輝は9月のBORDERでプロデビューするも不完全燃焼のドロー。悔しさを糧にプロ2戦目に挑む。
両者はアマチュア時代での対戦が大輝の1勝1分。最後のアマチュアの対戦が今年1月で序盤優勢の大輝を後半に福村が反撃して引き分けた好勝負であった。今夜のプロ初対決が名勝負となることは間違いない。試合前から今年のベストファイト候補の一戦だ。
■スーパーライト級3分3R
オッカム山際(M.K.H.G)
勇弥(G.O.S)
≪見所≫
今年も激闘を繰り広げたオッカム。3月に激闘で待望のプロ初勝利。4月には東京初出場で負けはしたが激闘。9月は期待の新人からダウンを奪う激闘。打たれながらも前に出続け、倒せる右ストレートを放って逆転を狙う激闘を繰り広げた。すでにBORDERには欠かせない激闘男だ。
対する勇弥も激闘続きだ。3月のKAKUMEI公式戦でのプロデビュー戦で格上の選手と激闘。9月のBORDERでも格上の選手と壮絶な打ち合いで激闘。勇弥もBORDERに欠かせない激闘男。今回は階級を下げて激闘の元祖オッカムに挑む。激闘必至の両者の対戦を見ないと新年は迎えられない!
■スーパーライト級3分3R
マサキ(多田ジム)
篤椰(team Bonds)
≪見所≫
9月のデビュー戦で前半にダウンを喫しながらも後半に猛攻を見せて引き分けに持ち込んだマサキがプロ2戦目に挑む。相手はBORDER初参戦のteamBondsの篤椰。9月の米子でのアマキック大会ではプロのだいちゃ~ん(直心会)に勝利している。また、プロでの戦績も勝利もある。経験豊富で初参戦の篤椰が存在感を見せるか?プロの壁をマサキがぶち破ることができるか?
■フェザー級3分3R
ブルズアイ竜太(ブルズアイファイティングクラブ)
虎之助
≪見所≫
3月のプロデビュー戦、9月のプロ2戦目を連続KO負けの竜太が崖っぷちのプロ3戦目。負けはしたが、パンチは破壊力があり当たれば倒すことができる。実際、2試合とも相手がぐらつきあわやという場面があった。一発狙いのフルスイングは魅力である。
対する虎之介もフルスイングが持ち味の選手なだけに、倒すか倒されるかのスリリングな試合になるだろう。KAKUMEIvsNJKF、竜虎対決!
▼開場16:30 開始17:00
チケット:SRS¥8000 ¥6000 ¥5000 小中学生¥2000
販売:出場各ジム
販売・問合:06-6708-5350